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Na jaccā vasalō hōti na jaccā hōti brāhmanō  kammanā vasalō hōti kammanā hōti brāhmanō

          (Suttanipāta 136,142)

 

 人は

  生れによって賤民となるのではない

  生れによって尊い者となるのでもない

 人は

  行いによって賤民ともなり

  行いによって尊い者ともなるのである

   

    僧侶が仏教の基礎を

     基礎から学びなおす

​        

         

            (平成29年10月10日)

◆開講にあたり

 このたび鈴木隆泰先生のもとに集い「仏教の基礎を基礎からまなびなおす」を基本テーマに『仏教志塾@深川』を開講することになりました。

 塾の基本理念は下記のとおりです。

 講師鈴木隆泰先生の著書『本当の仏教』第1巻には次のように述べられております。

 日本には様々な祖師(最澄・空海・法然・親鸞・一遍・栄西・道元・日蓮など)に由来する宗派が数多く存在します。ところが残念なことに、原点である釈尊の仏教と日本仏教各宗派とが、ともすると分離・分断されており、きちんと結びつけて理解されていることが あまり多くないように筆者には思われるのです。

 ですが、本書を通して次第に明らかになるように、日本仏教各宗派の教えも、間違えなく釈尊の教えそのものであり、実は釈尊からしっかり繋がっているのです。

 このことが正しく理解されていないばかりに「日本仏教は葬式仏教で、釈尊の説いたオリジナルの仏教とはかけ離れている」という的外れな批判・批難も起るわけですが、さらに深刻なのはこの理解不足・認識不足が、批判者側のみならず、批判を受けている日本の仏教者側にも少なからず見受けられるということなのです。

 

       (中略)

 

 初めての人に仏教を説くため、そして仏教の本当の姿を知るための、〈原点。原典に還った仏教文化基礎講座〉の第一弾として、本書をお届けしたいと思います。

   (鈴木隆泰著『本当の仏教』第1巻より)

・・と、ありますように鈴木隆泰先生のご指南により、私たち僧侶に無くてはならない仏教、この仏教の基礎を学びなおすことを基礎課題として、経典・さらには宗祖の教えの受け止め方を、根本から見つめなおす場にしたいと思います。

 

           平成29年10月10日

   

             発起人 田澤元泰

                 山田孝行
 

◆テキストと辞書

  

  ①鈴木隆泰著

   『本当の仏教』第1巻

          第2巻

          第3巻

          第4巻

          第5巻

             興山舎発行

  ②『岩波仏教辞典』

         第2版

            岩波書店発行

◆講義の予定

  毎月1回(だいたい土曜日)

  午後4時から7時迄

 

◆会費

  無料 ⇒ 学んだことを人に伝える

 

◆服装

  自由

 

◆会場

     (省略)

 

 

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